中級をめざすフィリピノ語(タガログ語・フィリピン語)初級者のHP

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動詞

[動詞の統語機能] 分詞、不定詞、動名詞など非定形動詞(non-finitive verb)を準動詞(verbal verbid)と呼ぶ。また、統語的に動詞と同じ機能を果たす語あるいは語群を動詞類(verbal)と呼ぶ。

[動詞に関わる文法範疇] 動詞は、形態論的には言語によっていろいろな様相を呈し、すべての言語に共通して言えるような動詞の形態的特徴というものはない。

古い印欧語の動詞の文法範疇として、人称・数・時称・アスペクト・態(voice)・法の六つが挙げられる。いま、動詞の原型と考えられる、人の行為について考えてみると、この六つの範疇のうち、人称と数は人、すなわち行為者についてのものである。時称とアスペクトは行為の規定であり、態は行為者と行為の関わりあい、そして法は行為者と行為を含めた事態に対する話し手の態度に関するものである。

1) 人称(person)・数(number)
主語があり、それについての述語があるのは、判断、それも賓述判断の形式に適っている。印欧語のような言語は、多く主語と述語を文の不可欠の要素としているが、すべての言語がこういう構成を持つわけではない。日本語などでは、主語は言語的には必要不可欠なものではない。このような言語にあっては、行為者に関する範疇はもとより欠けている。日本語の動詞には、人称もなければ、数もない。言語は、話し手と聞き手とのあいだで行われる伝達行動であるから、話し手に関する事、聞き手に関する事、あるいは第三者に関する事への関与は必然的であるが、言語形式としては、この関与が動詞の形態的特徴として現れる必要はない。人称や数は文脈や場面からおのずから察せられるか、他の言語手段、たとえば人称代名詞の使用などによっても示される。

2) 時称(tense)
行為そのものについて言えば、行為は時の流れに従って進む。したがって、どの言語でも時の叙述は何らかの形で行われる。とりわけ、多くの言語で動詞の活用として示される。しかし、時の表示は、動詞の活用以外によっても十分なされる。たとえば、時の副詞によっても明示される。中国語のような無構造・孤立語では、ほとんど副詞を用いるか、文脈に頼って時が示される。しかし、時と言っても、それは、物理的な時でも歴史的な時でもない。それは、言語的な時であって、話者の立場に立っての時である。物理的には、現在の時点を中心に過去と未来に向かう線的な時間の流れがあるが、この過去・現在・未来の過程は、言語的な時の枠を成すものの、そのまま言語による表示の対象にはならない。たとえば、純粋の未来が話題になることはほとんどないであろう。いわゆる「未来」の形式で伝えられるものは、多くの場合、予想であり、推測であって、時と言うよりは法の問題である。また、過去の事柄はしばしば話題に上るが、この場合も、単に過去の時点に或る事が起こったことを述べるだけではなく、回想や経験として言っているのであって、そこには何らかの話者の態度が示される。つまり、ここにも法的なものが混在するのである。

3) アスペクト(aspect)
一方、行為についての文言は、その行為の行われる時点よりも、その行為のあり方についての表現の方に関心が置かれることが多い。ここに、時称とアスペクトの関わりあいが起こってくる。ある行為が完了しているか、完了していないか、あるいはその行為が瞬間的であるか、継続的であるかを形式に表す言語があるのも自然である。

4) 態(voice)
行為は、その行為する者を離れては考えられない。しかし、言語形式はその行為を抽象して表現することができる。その場合、前者を表す動詞の形を能動態(active voice)、後者を表す動詞の形を受動態(passive voice)と言う。いわゆる態の種別である。この態の問題は、主語と述語の両方に関わる問題なので、構文の問題に関連してくる。特に、主格構文と能格構文の微妙な対立に関係する。

5) 法(mood)
言語の表現は、言うまでもなく、話者の表現である。したがって、その表現には、話者が伝えようとする事柄に対する彼の態度が反映する。その事柄が、話者にとって、現実のものか、可能なものか、あるいは、願望しているものか、または仮定的なものか、は言語の表現に何らかの形で現れる。それを表すのが、法の諸形である。

以上、印欧語の動詞の文法範疇の存在理由について見てきたが、動詞の文法範疇のあるべき姿を考えると、これらに尽きているわけではない。

6) 性(gender)
たとえば、セム諸語には、行為者を示す範疇として、人称・数のほかに、性がある。

7) 去来相(orientation)
また、行為についても、その行為が話者の方へ近づくか、話者から遠ざかるか、という行為の方向も、動詞の範疇として考えられる。

『言語学大辞典』(三省堂)

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